しんぞうとひげ
なんともびっくりなタイトル、「しんぞうとひげ」心奪われてしまったので、紹介します!
「しんぞうとひげ」はアフリカタンザニアの民話、それにしてもすごいタイトルの民話ですね。
そしてタイトルに負けないくらいのアフリカの動物や自然を鮮やかにそして大胆に描かれています。
(1960年代にアフリカでティンガティンガと言う人が生み出したアフリカのポップアート)
今まで見たこともない主人公「しんぞう」そして「ひげ」この主人公の二人はいつもお腹ペコペコで21日間も水だけで過ごしていました。その腹ぺこ同士がばったり行き会ったときに、話が大きく展開します!
あまりにもお腹がペコペコな「ひげ」は、しんぞうを食べようと追いかけます!「しんぞう」も食べられちゃ困ると必死に逃げますが、お腹ペコペコでよろよろ~もちろん「ひげ」もお腹ペコペコでよろよろ~・・・
「しんぞう」が逃げている時に出会った人間にお願いをしました。
「しんぞう」は人間にどんなお願いをしたのでしょうか?そして「ひげ」はその後「しんぞう」を見つけて食べることができたのでしょうか?
この続きは、是非この本を手に取って見てみてくださいね。
この絵本から、アフリカの暮らしぶりも垣間見ることができそうです。腹ぺこで水だけ飲んで過ごす21日間は、飢餓に苦しむ日常を・・・そしてティンガティンガアートからアフリカの動物や大自然を・・・
このように、絵本を通じて国際理解の一歩が始まる。そんな素敵な絵本の紹介でした。